Neural network Image Processing by image.canon
カメラで操作して、クラウドで高画質に現像
カメラ内RAW現像を同じ操作で行います。カメラからRAW画像をimage.canonに送信して、クラウドでディープラーニング技術を活用したより高画質な現像処理を行います。パソコンやスマートフォンを介さずに、出先からでもクラウド上でRAW現像を行うことで、簡単に画像を活用できます。
ディテールをぼかすことなく、ノイズだけを除去
ディープラーニング技術を活用した新しいノイズリダクションのアルゴリズムによって、ディテールをぼかすことなく、ノイズだけを除去して、よりクリアな画像に仕上げます。
モアレ、偽色、ジャギーの発生をより強力に抑制
ディープラーニング技術を活用した新しいデモザイク処理のアルゴリズムによって、モアレ、偽色、ジャギーをより強力に抑制します。
クラウドRAW現像が有効な写真とは
高ISOで撮影した夜景・天体の写真や、暗い場所で動く人物を撮影した写真、細かな縞模様、タイル模様の建築物を撮影した写真などに効果的です。
image.canonで処理後の画像をそのまま直ぐに活用
image.canonに処理前のRAW画像、処理後の画像は30日間保管されます。image.canonアプリで即時に活用できます。
自動で外部ストレージへ転送、PCへダウンロード
処理前のRAW画像、処理後の画像をGoogleフォトなどの外部サービスへ自動で転送したり、自動でPCにダウンロードできます。
対応カメラ
EOS R3(ファームウェアVer.1.3.0以上)
EOS R6 Mark II
EOS R7(ファームウェアVer.1.2.0以上)
EOS R8
EOS R10(ファームウェアVer.1.2.0以上)
クラウドRAW現像の機能を搭載した上記のカメラでのみご利用いただくことができます。
開始方法
まだ image.canon を利用していない方は下のボタンから開始してください。
クラウドRAW現像の機能を搭載したカメラをimage.canonに接続します。 カメラの接続方法は下記のボタンからご覧いただけます。EOS R3の接続方法は
こちら
をご覧ください。
クラウドRAW現像のサービス(有料)の加入が必要です。Canon Imaging App Services Plans のサイトから加入します。
使い方
クラウドRAW現像メニュー
※ カメラをWi-Fi接続している状態で操作を行います。
カメラのメニューで[クラウドRAW現像]を選びます。image.canonと接続設定をしていないとこの項目を選ぶことはできません。
[現像可能枚数の確認(更新)]を選ぶと、image.canonと通信を行い、現像可能枚数が更新されます。
クラウドRAW現像の有料プランに加入していない時の現像可能枚数は0となります。未加入の状態で現像可能枚数の確認の操作を行うと、image.canon に登録のメールアドレスに有料プランの加入案内のメールが送信されます。
画像を選択
[現像する画像を追加]を選びます。
画像を選択して、現像条件を設定します。操作手順はカメラ内RAW現像の機能と同じです。
画像の送信
[送信]を選びます。
メッセージの内容を確認して、[送信]を押します。
image.canonが画像を受信して現像処理を開始すると、image.canonに登録のメールアドレスに通知されます。 メールの通知までにはお時間がかかる場合があります。
EOS R7 / EOS R10からのご利用でファームウェアがクラウドRAW現像に対応していない場合、有料プランをご加入いただいても現像可能枚数が「0」と表示され送信できません。対応のファームウェアを更新してご利用ください。ファームウェアの更新後は[現像する画像を追加]をやり直す必要があります。ファームウェア更新前に追加された画像を送信すると、現像時にエラーとなります。
image.canonが画像を受信して現像処理を開始すると、送信した画像の数だけ現像可能枚数が減少します。エラー発生によって現像処理が完了しなかった時は、失敗した画像の数だけ現像可能枚数が回復します。
処理後の画像
処理が完了すると、image.canonに登録のメールアドレスに通知されます。image.canonアプリを起動、またはimage.canonサイトにログインして、処理前のRAW画像および処理後のJPEG/HEIF画像にアクセスすることができます。
image.canonアプリを利用の場合、メニューの「画像タイプ」の「RAW静止画」を選択すると処理前のRAW画像を表示します。メニューの「JPEG」を選択すると処理後のJPEG/HEIFの画像を表示します。画像が多数表示されるときは、撮影日またはアップロード日で絞り込むと目的の画像を探しやすくなります。